いきなり口から
火炎放射 !? 怪童子を
焼殺!!
前回のラストで突然に敵に火が点いて、クウガ・アルティメットフォームみたいな発火能力かと思いきや、その正体はさらにえげつない攻撃でしたw
今回の敵は「土蜘蛛」って事で、小屋に潜んで餌を貪る妖怪な訳ですが、そのまま小屋から八本足突き出して襲いかかり、崖から転落させた所で漸く全容を現すなど、にくい演出してくれますわ。そして、こいつを倒す為にいよいよ音撃棒が登場。───むう、ベルトから打撃面が転写されるのは分かってたが、まんまバチ捌きか・・・。まあ、今回は巨大妖怪だったから、ああいう攻撃も有りかな、とか思ったり。人間体の童子に対しても使う場合が出てくるだろうから、これから色々なヴァリエーションが出てくるんだろうね。ディスクアニマルの方も、CD型なので、他に別の使用法があるんだろうと思ってたが、変身音叉がCDプレイヤーで、調査時の記憶情報を読み取るカラクリだったのか。他にも例のバチを「手作り」してたり等、表現方法がかなり凝った造りなってますわ。
台詞回しの辺りも馴れた役者を使っているおかげで、かなり洗練されてますな。「俺はヒビキだから」と自分の名前とヒーローの名前をわざと混同させた様な、良くあるパターンの台詞一つ取っても、新人がやるとかなり浮いた台詞に見えちゃう場合があるからな~。そういえば、仮面ライダーの公式メーリングリストが毎週届くのだが、響鬼の場合は件名が「週刊猛士電信」とかなっていて分かりにくいので、思わず「スパムメール」かと思って削除するところだった。その内に「俺は猛子だから」と言うんかなw
全体を通して観ると、BGMに合わせて台詞を喋る関係もあり、まるで流水の様な視聴感でいつの間にかエンディングと、随分スッキリしてますわ。それでこれと似たドラマが他にあるか考えてみたが、このBGMときっちり合わせる手法って、アニメで使われる手法なんだよな。実写ドラマでここまで統一感を取って編集してる作品も珍しいですな。(まあ、それを言うと戦隊物の超詰め込み型編集とかも珍しいのだが)
ともかく、この調子で頑張ってもらえば、今後の展開への期待も大きいですわ。