「放電」怪獣というか、「蓄電」怪獣『エレキング』登場!
エレキングが電気を吸い取るので、辺り一帯が停電するのだが、防衛本部基地まで停電かよ。対怪獣・対侵略基地として早くも失格w
う~む・・・・。
戦闘機の出動シーンやウルトラマンのミニチュア都市戦闘には結構金がかかってそうで、それなりに出来は良い。話もややこしい事せずに、ウルトラQ風に奇妙な感じをさせるだけとシンプル。カイトが他DASH隊員に重要な事を言わずに、独断専行で容疑者をストーカーするのはちと問題だが、容疑者の女性の犬が放し飼いになっている事に目を付けたりとかの演出は悪くない。
総合的には悪い印象は無いのだが・・・DASH隊員の軽口叩くしょうもない会話はどうにかならんのか? 東映戦隊物の「ボケとツッコミ」風の勢いのある(というよりも常時まきが入っている)会話は好感が持てるのだが、今回のマックスの時間潰し的なセリフはちょっと気に入らない。役者が下手でそう見えるのならともかく、ある程度達者な連中にわざわざそんな会話させるのは、寒いオヤジギャグを見ている様で、少しいたたまれなくなりましたわ。
マックスは昔のウルトラ怪獣の宣伝を目的とする部分があるので、番組の最後に「マックスボックス」なる怪獣紹介コーナーがある。
「今日の怪獣エレキングは38年前(古っ)、初めて地球に現れてウルトラセブンと戦ったんだ。同じエレキングだけど、君には違いが分かるかな?」
えーと・・・今回のエレキングは角を斬られて光線で倒されたが、昔のエレキングは光線で角を折られ、アイスラッガーで胴体「ぶつ斬り」にされた所が違うとか?