昔散々観まくって、今更4部作の焼き直しなんか観る気せんわ!
・・・とか当初思っていたが、思ったよりも評判が良いようで、参謀閣下も御薦めみたいなので、観に行ってきましたわw
劇場内を見渡すと、やはり似た様な連中がゴロゴロと。最近は映画の待ち時間中にもNintendoDSとかプレイしている奴もよく見かける。後ろから覗いてみると、「The歩兵」とかいうゲームらしい。君は第1話冒頭で使徒ビームで滅殺されたいのか?
とりあえず、鑑賞して感想~。
単純に再編集した物ではなく、基本的には全編造り直した上でアニメの流れをそのまま踏襲しておりますわ。当たり前と言えば当たり前だが、アニメ版で特に印象の強いシーンとかはキッチリ全部出してくれます。テレビ放映と同じく、初戦はエヴァ暴走なのだが、何度観てもやっぱり興奮するな~。
もっともそれだけなら、好評価にはあまりならない。今回の映画は劇場版のみで完結出来る様に、シーンの繋がりが色々と修正が施されていますわ。
テレビ放映時の主人公シンジの煮え切らない態度が、映画の尺でうまく出せるのかが疑問だったのだが、早めにエヴァが守護する対象がシンジに明かされ選択を迫られて、綾波との関係にも一段落つく部分で終わるので、かなりスッキリした感じに纏まっていますわ。さらには次回へと続くオリジナル要素も暗示されている。
劇場の中にはアニメ放映時は小学校低学年で、訳が分からず観ていたので、確認しに来たとか喋っている女の子も居た。まあ、多分、当時大人でもこのアニメの内容を理解出来ない人は結構居たと思う。それも当然で、そもそも完全な決着など無い状態で終わったアニメだったからなあ。あったのは各自の想像に必要なほのめかしと特異な演出の塊。賛否両論が出て、むしろまともな終わり方は期待されておらず、まさにそのままの状態で終わってしまった気も。
12年経った今だからこそ、決着を付ける時なのか。それとも・・・。
とりあえず、次回もサービス!サービス!