ぼんやりしている間にもう11月か・・・。冬コミ申し込み忘れた所為で、お絵描きも何か気合い入らないわ。こういう時に限って、仕事が楽だったりするし(TT)
もう上映終わってるが、10月に観た映画の感想文だけ上げておきます。

『さらば仮面ライダー電王 -ファイナルカウントダウン-』良太郎 「──僕たちの時間はこれからも続いていく」
いやいや、もうとっくにキバの時間ですが?
・・・それはさておき、電王映画もこれで三本目。昭和の仮面ライダーと違って、年毎完結で連続性のない平成の仮面ライダーの中では、異例に長く続きましたわ。
それというのも、電王の人気が高かったのは勿論だが、何よりキャラクター性が特に強かったおかげでもある。ぶっちゃけ、イマジン達の決め場をきっちり設定すれば、話自体の完成度はそれ程高くなくても良かったりする。
・・・実の所、前に上映された「仮面ライダー響鬼」の映画でも、複数の仮面ライダーとその見せ場、そして今回の電王と同じ時代劇の舞台で、現代と過去をリンクさせる様な内容をやったのだが、その時はさっぱり面白くなかったりw 劇場版用の設定が多過ぎて、そこの部分が共感出来なかったのだが、電王の場合はTVの延長線上なので、その心配はない。
──まあ、春にキバとのコラボ映画を上映した時は、逆にイマジンの見せ場を多くし過ぎて少し間延びしてしまっていたが、今回は劇場版用新ライダーを巧く噛ませる事で、その部分を巧く抑えられた様だ。
出来れば、TV放映の内容に直接関わる部分があればもっと面白くなったとも思うが、電王祭りのラストしては感慨深い出来にはなったと思いますわ。
『アイアンマン』マーベル・コミックのアメコミヒーローの実写映画化作品。
アイアンマンの誕生シーンが面白そうで観に行ったのだが、予想以上に出来が良かったですわ。
アイアンマンの活躍を色々見せつけられるのかと思いきや、アイアンマン自身の製作理由と制作過程で上映時間の半分以上を費やすこだわり様w
そして、主人公のスタークのスタンスが基本的に変わらないのにも好感を持ったかな。
ハリウッド製ヒーローのパターンとも言えば良いのか、当初は面白おかしく活躍しているが、現実の困難と直面した時にヒーローの心性に目覚めて、急に態度が様変わりする事が往々にしてある。その過程で当初の面白い部分が失われる事も多い。少し前に観に行った「ハンコック」等がそのパターンが如実に出ていてがっかりしたのだが、スタークは方向性こそ変わったが、彼の人間性自体には変化は無かった。天才の精神性は何があっても天才基準のままw そこが痛快でもある。
この映画は、その設定のまま、次に制作予告されている映画「アベンジャー」へと繋がる終わりになっている。既に上映済みの映画「ハルク」からもアベンジャーに登場する様で、そちらも押さえておくべきかな。
『容疑者Xの献身』TVドラマ「ガリレオ」の映画版。正確には同名の原作の映画化になる。
登場人物自体はTVのキャストのままなのだが、TVで付け加えられていたガリレオ先生の奇癖(お決まりのセリフ・方程式の落書き・変なポーズ)は見受けられなかった。しかし、全く原作通りという訳でも無い。
ガリレオ先生の過去の学友との対決という内容なのだが、ライバルの数学者としての思考や、不器用とも言える両者の関係性、視聴者にそれとなく伝えるトリック映像など、微妙な部分を巧みに描写している。
感動シーンも用意されているが、直接的ではないのも面白い。ラストで主人公のライバルと、事件の原因になった女性が泣くシーンがあるのだが、他に鑑賞している人の様子をそれとなく伺っていると、そのシーンではなく、ガリレオ先生がライバルの為に思い悩むシーンで泣いている様だった。
前に観に行った「相棒」もガリレオと同じく所謂、「推理物」なのだが、感動シーンについては、その為に用意した様な登場人物を哀れを誘う状態に持って行ったのが、あまり気に入らなかった。今回のガリレオ映画の場合は、視聴者はガリレオ先生の視点で事件を追う事で共感し、ガリレオ先生の苦悩=視聴者の感動と繋がっているのが、スマートに感じましたわ。
個人的には非常に完成度の高い作品と思うので、TVドラマ版のファンなら「絶対観ておきなさい」と、珍しくお勧めしておきますw