通勤時間が結構長い方なので、最近は友人が引っ越した時に無期限レンタルした(捨てた)ファンタジー小説を読んでいる。面白い事は面白いのだが、ハヤカワ文庫の小説を十冊以上もぶっ続けで読むと頭がパンクしちゃうので、たまにはもっと軽めなやつでも読むかと別のを探してみた。
あ~
、麻生俊平の「VS」の5巻目 無いな・・・。5巻打ち切り作品だから、大きめの書店でも探さないと置いてないかも・・・。
何となく棚を眺めていると、ソノラマ文庫が数冊並んでいるのが見えた。何かソノラマはどんどん本屋に置く冊数が減っているよな。・・・と、何か妙なタイトルが目に付いた。
『仮面ライダー響鬼 明日への指針(コンパス)』
ああ、かつては本屋の棚をSFと伝奇物で埋め尽くしていたソノラマ文庫も、版権伝奇物に手を・・・。
まあ朝日ソノラマは「宇宙船」とかの特撮雑誌を出版していたから、別におかしくは無いのだが、何だかなあ・・・。
───とか思いつつも買ってきた、私w さっそく読んでみる。
・・・前にブギーポップのアニメや映画を観た時、ブギーポップの登場時に流れる「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が、小説を読んで思い描いたのとは違和感があった。媒体が違うから当たり前なのだが、今回の響鬼小説の場合はその逆パターンになる。
ダン、ダン、ダン、ダダン、ダン──。
ダン、ダン、ダン、ダダン、ダン──。
「ハアァァァァァァッ、ダアァァァッ!!」
ズダンッ!!
音撃も文字なんだよなあ・・・。