特撮・アニメ・ゲーム等々、鳴神の趣味に染まったお絵描きブログ! 最近、爆裂的に消沈気味!!
by narukami_x
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「銀色の髪のアギト」 観てきましたわ


トゥーラ~っ!
トゥーラ~~~~っ!!
トゥーラ~~~~~~~~~っ!!!
トゥ・・・ああ、もう分ったわ!!!!

腹を押したり壁に投げつけたりすると「トゥーラ~」と音声再生するアギト人形を、上映後に販売すれば売れるかも?


アニメ映画の「銀色の髪のアギト」を観てきたですよw
なるべく画面全体を見渡したいので、いつもは後ろの方の席を指定するのだが、間違えて前後逆に指定して、文字通り「大スクリーン」で観る羽目になりました。字幕映画じゃなくて良かったわ・・・。
ちなみに私は「アギト」という名前を聞くと、2番目の平成仮面ライダーかガイバーIII(巻島顎人)を連想してしまう。正直、主人公の名前にしては険呑過ぎるのだ。まあ、タイトル名で注目を集めるという点では成功したか・・・。

さて、内容の方を簡単に説明すると───大自然ネタと申しましょうか。アニメでは風の谷のナウシカ辺りか。自然の調和と人間のエゴとの間に物語が生まれるタイプで、キャラ設定的には少年が少女を助けに行くオーソドックスなスタイルですわ。(その意味ではラピュタの方が近いか)
制作はGONZOと言う事で、お得意のCGとアニメを融合させた映像は素晴らしいが・・・うーむ、キャラクターの表現については色々問題があるな。

銀色の髪は植物改造体の証なのだが、その力がそれに準じているかというと疑問だ。マガジンZで連載している「緑の王」で出てくる植物巨人「アレトゥーサ」を見たときも同じ様に感じたが、アギトの砲弾を弾いたり鋼鉄を切り裂く力は、むしろ植物とは相容れない感じがする。まあ、元々異常生物の進化体なので別にそんなに植物の特性に拘る必要も無いし、植物らしい能力も持っているのだが、アクションシーンで目立つのはその部分なんだよなあ。
そんな超人なアギトくんが、自主的に出て行ったヒロインを、メカ群を破壊しつつ追いかけてくる。そして自分の名前を連呼しつつ、さらに笑顔で手を差し伸べてきたら・・・私なら思わず手を引っ込めるなw
植物との融合で「非人間的」になったとも言えるが、そこまで考えた上のキャラクター表現かは微妙だ。実際、アギト自身は最初から殆ど心に迷いが無い。人間であるという事は物語としてそれを描く時、登場人物は心に葛藤を抱える物なのだが、その部分があまり無い様に見える。それはヒロインに関しても言える事で、物語前半部分では異邦人としての混乱がキャラクター性を出しているが、後半部分では重大な選択をするにも関わらず、あまり思い悩んだりする事がなく、前半よりも印象が薄くなってしまっている。

そしてもう一つの問題・・・これは個人的な興味の範疇になるが「最終兵器」の部分についてだ。

最終兵器のタイプにもいくつかあるが、大まかに述べると二種類、「終末兵器」と「再生(リセット)兵器」がある。前者は発動したら世界が終わるか、もしくは俗な言い方で「闇の時代」が当来するタイプで、完全に狂っているか権力欲に取り憑かれた奴が発動させたりする。後者の兵器は、現在の世界は終わるかも知れないが、別の意味で新しい世界に生まれ変わらせるタイプ。この場合は発動には二律背反があり、発動者もしくは関係者の判断次第で捉え方が変わる。今回出てきた兵器もその部分がある・・・筈だったと思うのだが、ぶっちゃけ、観た感じではただの破壊兵器で、「何でこんなの造ったの?」という感じではあった。
私が何でいちいちそんな部分に拘っているかというと、ついこの間に放映終了した「ガン×ソード」に出てくる最終兵器(最終計画)の描き方が気に入らなかった所為もある。二律背反の意味を持つ兵器ならば、単純に描ける破壊部分だけでは無く、再生(リセット)部分もある程度証明出来る様に描かなければ、発動に関するキャラクター同士のやりとりが滑稽に見えてきてしまうのだ。


映像部分ではCG技術、そしてデザイン的に観るべき部分は多々ある映画だったが、物語としてはキャラクター性の練り込みが足りずに中途半端な印象が拭えなかったと思う。GONZOのオリジナルアニメは世界設定とかは面白そうなんだけど、そこの部分が甘いのが多いんだよね~。今後に期待って事で・・・ずっと期待しているのだが・・・。
by narukami_x | 2006-01-14 04:06 | 映画
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